和方養生技術伝承塾~鍼灸・操体実践講座~ 急性期から慢性期まで患者さんが喜ぶ技術を伝承します

膝の痛みへの操体

膝の痛みへの操体
(1)膝裏の皮ズラしと足指裏揉み

   ・膝裏の痼りにカワの操体をしながら、足指裏を揉む

    1.楽な姿勢で寝てもらい、膝裏の痼りを探す(#1)
    2.一番痛い痼りの上の皮膚を軽くズラしてカワの操体
       ・ズラしやすい方向にズラしたままの状態を維持する(#2)
       ・ズラした後ろに出来る皮膚が張った状態を維持する
    3.経絡的に関連する指の節紋(指裏関節部横紋端)を揉むのを加える
       ・外寄りなら4,5指、内寄りなら親指の可能性が高い
    4.お腹に息が入ったか、気持ち良さが感じられるか確認
    5.姿勢を変えたくなるまで、息が浅くなるまで続ける

    ※ズラし具合やズラす方向で、足首の極め方で、指揉みの仕方で効き目が違う
    ※姿勢や体重の移し方で効き目が違う:少しづつ気持ち良さを探して動いてもらう
    +膝裏が緩んだら、脹ら脛下のツボを探して2.から5.を繰り返しても良い

(2)膝裏の痼りを少し痛くして逃げる姿勢を維持する

   ・膝裏の痼りを押して痛くし痛みから逃げてもらい、その姿勢を維持する

    1.楽な姿勢で寝てもらい、膝裏の痼りを探す
    2.その痼りを押して少し痛くして、その痛みから逃げてもらう
       ・痼りを押している指は離さないで痼りの状態を観察する
       ・操者は痼りの延長の足首をもう一方の手で支えながら
       ※足首を反らすと、痛みが減るし気持ち良さが生まれやすい
    3.痼りの消えた姿勢を暫く維持する
    4.お腹に息が入ったか、気持ち良さが在るか確認
    5.姿勢を変えたくなるまで、息が浅くなるまで続ける

    *膝を逃がす方向で、足首の反らす方向や極め方で、効き目が違う(#3)
    *姿勢や体重の移し方で効き目が違う:少しづつ気持ち良さを探して動いてもらう
    +膝裏で逃げなくなったら、脹ら脛下の痼りを押して逃げてもらっても良い

(3)うつ伏せ膝立て足首捻り(#4)

    ・うつ伏せで膝立ての姿勢から足首を捻る(#5)

    1.うつ伏せ膝立の姿勢で寝てもらい、膝と足首を直角に曲げる
    2.足首を捻ってみて捻りやすい方向に動きの操体
       ・片手で踵を支えながら、もう一方でつま先を捻る事を切っ掛け
       ・小さな力で楽に動く範囲まで動かしてから、ほんの少し余分に動かす
       *足首は直角に保つようにする
    3.ほんの少し余分に動かした姿勢を暫く維持する
    4.お腹に息が入ったか、気持ち良さが在るか確認
    5.姿勢を変えたくなるまで、息が浅くなるまで続ける

    *動きが小さいので難しいですが、効果は高い操体です

(4)膝のお皿を動かす

    ・膝のお皿に手を当てて、最もズレ易いほうにズラす

(5)皿周りの痼りとその延長の大腿や下腿にカワの操体

#1:うつ伏せか横向きで、膝裏のひしゃげたHの端ッこを探す

#2:ズラし方
   皮膚に指腹や手の平を温度を測る感じで当ててから
   (皮膚の表面に張り付けたような状態にして)
   ゆっくり静かに皮膚表面に平行に軽くズラします
   一番ずれやすい方向を以下の1.から5.を参考に探します
   その方向に軽くズラせる範囲でズラした状態を保ちます
   1.筋肉と平行の2方向にズラしてみてズレやすい方を選ぶ
   2.筋肉と垂直の2方向にズラしてみてズレやすい方を選ぶ
   3.1.と2.を組み合わせた方にズラしてみる
   4.左周りと右回りの捻転をしてみてズレやすい方を選ぶ
   5.1.と2.と4.の組み合わせの方向にズラしてみても良い

#3:膝裏の痼りが親指側の時には、足首の親指側を反らす
         小指側        小指側

#4:慢性期のうつ伏せの基本操体に似たものがあります
     うつ伏せ膝立で両足首を同じ方向に捻るタイプです

#5:痛む方の足を立てるので、この姿勢に成れる事が前提
   1.、2.をしたり、良いほうの足で3.をしてから試みる

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