和方養生技術伝承塾~鍼灸・操体実践講座~ 急性期から慢性期まで患者さんが喜ぶ技術を伝承します

胴体の歪みと足の歪み

胴体の歪みと足の歪みの関係は? †
•先回は、痼りとカワの操体の関係、
カワの操体では、痼りの上の皮膚の張りを保つのがコツ
なんじゃないかなという話を書きました。
•さて、今回は、
胴体の歪みと手足の歪みの関係、特に、
足の歪みとの関係を書いていきたいと思います。

操体で下半身から整えるのは、ヒトが直立2足歩行するサルだから †
•操体では、上半身の症状でも
先ずは下半身の歪みを取り、バランスを整える
 事から始めます。
◦特に膝裏の痼りを取るのを重く見ています。
•これは、
ヒトが直立2足歩行するサルである
 事から来ています。
◦この場合の直立というのは、
背骨が地面に対してほぼ垂直な状態になっていて、
その上に頭が乗っているという意味です。
■もちろん完全に真っ直ぐ垂直ではなく、
横から見るとS字状のカーブを描いていますが、
前後から見るとほぼ地面に対して垂直に立っています。
◦ダチョウなどの鳥や、それと近い恐竜など
2足歩行する動物は他にもいますが、
彼らの背骨は地面に対してほぼ平行で、
頭は前に突き出て、後ろに突き出た尾羽や尻尾と共に
前後のバランスを取っています。

ロボットに2足歩行させるのは難しい †
•今、2足歩行ロボットの研究が盛んに行われていますが、
バランスを取るのが難しく、
人間が歩くように見える2足歩行を実現していくのは
なかなか難しいようです。
◦前にも書いたと思いますが、
人間の歩行では、足跡の横幅は腰の横幅よりも狭い
 のですが、まだ、
ロボットではそうなっていません。
◦どちらかというと、
恐竜やダチョウを無理矢理立たせたような格好をしているし、
歩き方もそういう歩き方です。
■シャモ(軍鶏)に似ているなと思います。
◦また、
歩き始めの赤ちゃんのトコトコ歩きは
足跡の横幅が腰の横幅とほぼ同じですので、
ロボットもまだその段階なのかなと思います。

脳性麻痺の次男が歩き、泳げるようになるまで †

頭から仙骨まで弓なりに前に反っていた †
•さて、前にも書きましたが、
我が家の次男は超未熟児で産まれました。
•6ヶ月入院して帰ってきた時には、
頭から仙骨までが一様に弓なりに前に反った状態でした。
◦その当時は、まだ
脳性麻痺という診断はされてはいませんでしたが、
その状態から見れば当時から脳性麻痺だったと思われます。
■ヒトの体は、腹筋に対しては背筋のほうが優位、つまり、
背中の筋肉のほうが強いので、
脳性麻痺ではどうしても背筋の側の縮む力が強くなり、
背中側が縮むため、
弓なりに前に反った姿勢になってしまうわけです。

猿回しのサルの背骨は、S字状 †
•背骨がそう言う状態ですから、
なかなか歩けるようになりませんでした。
◦3歳少し前に初めて歩いた時には、
両手を挙げてつま先立ちで5歩ほど歩いて転びました。
■その歩き方を見て、ようやく
脳性麻痺という診断が出ました。
•後で、
猿回しのサルの横からのレントゲン写真を本で見て、
背骨がS字状にカーブしているのを知り、また、
猿回しの方が小猿の時から
腰や背中をマッサージなどして柔らかくして、
そういう背骨の状態にしていかないと2足歩行できない
 という話を聞き、うーん、なるほど、
次男がなかなか歩けなかったわけだなぁ
 と納得しました。

肺の負担を減らすため背中を柔らかくしたかった †
•当時も擽ったりしたりして、
背中を柔らかくしたいなとは思っていましたが、
それは歩行のためと言うよりも、
肺の負担を減らすという目的のほうが強かったのです。
◦主事医の方の説明では
「超未熟児は肺が未発達のうちに肺呼吸を始めるし、
 男性ホルモンと肺の発達がバッティングするので、
 肺に後遺症が残る」という事で、
病院から帰ってきた時には
酸素ボンベからのチューブを鼻の下に張り付けていました。
■操体で赤ちゃんの病気に良く効くと言われている
脇腹擽り療法の応用で、
胸の腕寄りを擽ったおかげか、
さいわい退院後5ヶ月ほどで
レントゲン撮影による肺の影が消え、
酸素ボンベは外して良い事になりました。
•それでも肺の機能は低く、
風邪を引きやすかったり、
冬中ゼロゼロしてたりしました。
◦それで、
胸回りを調べたら
胸の周りの筋肉や胸と同じ高さの脇や背中の筋肉が
ガチガチだったので、
解せば少しは呼吸がし易くなり、
肺の負担を減らせるかなと思ったわけです。

PTの訓練は痛がって逃げ回っていた †
•脳性麻痺という診断がついたので、
病院で定期的に
PT(理学療法)の訓練を受ける事になりました。
◦優しいPTの先生でしたし、
玩具を使ったりして
楽しめるように工夫はしてくださったのですが、
どちらかというと、
縮んだ筋肉を伸ばす方向での訓練が多かったので、
次男は嫌がって逃げ回っていました。
■それで、目標を聞いて、
家では操体や按摩などして筋肉を解して、
なんとか目標を達成できるようにしていく
という手段を採用する事しかできませんでした。
•また、
小学校入学くらいから
手先を使うOT(作業療法)の訓練も始めたのですが、
訓練の成果は余り上がったとは言えない状態でした。

小学校入学の頃は体を前屈できなかった †
•それで、
小学校入学するまでは、余り長い距離を歩けず、
自転車の前籠に乗せるか、
ベビーカーに乗せるかしていました。
◦短い距離を移動する時には
母親が手を繋いで歩いていましたが、
体重が重くなって支えきれなくなったので、
小学校入学の頃から
私が手を繋いで歩くようになりました。
•そのころの背骨の状態はようやく
背中上部での前への湾曲が減り、
背中の上半分はまっすぐに近づいていました。
◦しかし、まだ、
背中を前に曲げる事は出来ないので、
マット運動の前転が出来ませんでした。

自転車に乗る練習 †
•小学校に入る頃には
自転車の前籠にも入れにくい大きさになったし、
超未熟児の割には重くて、
フラッカーズという商品名の
子供を前籠に乗せてもふらつかないという
専用の自転車を利用していましたが、
前籠に乗せていると
ハンドルがふらつくようになりました。
◦特に、
母親が自転車の前籠に乗せて移動する際の
事故が心配になってきたので、
補助輪付きの自転車に乗る練習を始めました。

小1で補助輪付きに乗れるまで †
•足は伸筋優位、つまり、
脳性麻痺では伸ばしやすく曲げにくくなります。
◦そのため、
ペダルに足をかけずに地面を足で蹴って前に進む
キックキックという方法で
自転車を前に進ませる事も最初は出来ませんでした。
■それが出来るようになってから、次は
ペダルに足を乗せるのがなかなか出来ず、
 それが出来たら、今度は
ペダルを一周させるたびに足がペダルから落ちてしまう
 という状態でした。
•3ヶ月ほどかかってなんとか
補助輪付きを乗れるようになりました。

3年生で補助輪を外すまで †
•3年生になって
補助輪付きに乗るには体も大きくなり、
からかわれたり
虐められたりする原因にもなったので、
補助輪を外す練習を始めました。
•明治神宮外苑で休日に
大人になっても自転車に乗れない方に
乗り方を教えてくれる催しが行われていると聞いて、
出掛けてみました。
◦でも、
始めに付いてくれた指導者の方には
「この子には教えられないな」
 と言われてしまいました。
■それでも
何回か通っているうちに
練習のやり方を教えて下さる指導者の方に出会えて、
練習方法を知る事ができ、
真っ直ぐや左回りは出来るになりました。
•右回りがなかなか出来るようにならないので、
私と一緒に近所の公園でも練習しました。
◦3ヶ月経って、ようやく、
1km四方くらいある、その広い公園の
幅4mくらいある遊歩道を
止まらずに1周できるようになりました。
■幅1m以下の狭い歩道を走れるようになるのには、
それから1年ほどかかりました。

平泳ぎで海で遠泳をするまで †
•同じ頃、
泳ぎを習うためにPTさんから訓練を受けて、
クロールは泳げるようになりました。
◦でも
「内反尖足の脳性麻痺児には一生平泳ぎはできません」
 と言われてしまいました。
•それでも、本人はやりたがったので、
毎週近くの温水プールに通いました。
◦溺れる可能性もあるので
後ろからゆっくり泳いでついていき、
見ていたら、
手は、平泳ぎ風に動くのですが、
足のほうは、
1年経っても両足とも棒のように後ろに伸びたままでした。
◦さすがに、
そろそろ諦めさせたほうが良いかなと考え始めた頃に、
25m泳いでいる途中で1度だけ足が開きました。
■次男に伝え、褒めたら、凄く喜んでいました。
◦それから少しづつ足が開く回数が増え、
初めて足が開いてから1年ぐらい経って
なんとか足のほうも平泳ぎ風になっていきました。
■水泳を習い始めてから4年以上経っていました。
•そして、
中学1年生の時の臨海学校では、
顔を上げた平泳ぎで遠泳を完泳し、
医療関係者を唖然とさせました。

スキーや縄跳び、マットで前転も †
•また、
障害者向きのスキー教室に通い、
スキーブラというスキーの先端が交差しないようにする
補助具を付けてですが、
簡単な斜面なら滑れるようになりました。
•縄跳びもなんとか出来るようになりました。
•体を前に曲げることもできるようになり、
マット運動の前転も出来るようになったし、
字を書く時には、逆に、
ノートに目を近づけすぎて心配なほどになりました。

手の訓練の成果が出るようになった †
•それで、そういう事、つまり
自転車や平泳ぎやスキーなどが出来るようになってから、
急に、
手足の訓練の成果が上がるようになっていきました。
◦やりたくてもできなかった
TVゲームのアクションものなど、
複数のボタンを組み合わせて速く続けて押す事が
必要なゲームなどもなんとか出来るようになりました。
◦保育園時代には、
塗り絵をさせると2,3cmはみ出してしまうほどしか
手先のコントロールが出来なかった、つまり、
線を描き始めようとする点や描き終えようとする点が
2,3cmずれてしまうほど
手が大雑把にしか動かなかったのが、
なんとか1.5cm四方くらいの文字なら
書けるようになりました。
■小学校卒業時点では
時間を掛ければ
1cm四方の文字を書けるようになりました。
•作業療法の手先を動かす訓練も順調に進むようになり、
担当のOTの先生から
「この子は脳性麻痺ではないんじゃないのかな」
 と言われるほどになりました。

箸も使えるようになった †
•自転車の訓練を始めた頃は、
普通の方が1ステップで出来る事を
100ステップに分けて練習すれば何とか出来るようになる
という状態でしたが、
◦中学生になったら、
本人の好きな事なら10ステップ、
興味のない事でも30ステップに分ければ
なんとかなるかなぐらいにはなりました。
■そして、
高校生になって、
ようやく箸をなんとか使えるようになりました。
•未だ、
全ての面で普通の方と同じ様に出来るようになった
わけではなく、
高校生になった今でもつま先立ちで歩いていますし、
その他にも
練習しても出来ない事はたくさんありますが、
少なくとも本人が好きなTVゲームなら、
私の苦手なアクションゲームの
複雑で速いボタン操作もできるようになっています。

体幹部のバランスが先で、手先の動きは後 †
•ながなが書いてきましたが、
何が言いたいのかというと、
体幹部の基本的なバランスが取れていないと
手足のリハビリは効果を上げにくい
 のではないかという事なのです。
◦操体では、
下半身は土台だから、
先ず下半身の歪みを取るという目的で
膝裏の痼りを先ず見ていきますが、それは
背骨の状態がそれ程歪んでいない方に通用する事
 だと思います。
■我が家の次男の小学校入学前までの状態くらい
胴体に歪みがあると、
手足の操体をしても効果が上がりにくいのではないか
 という事なのです。

体幹部のバランスが取れたら手先のリハの効果が出始めた †
•こうして、次男の成長を振り返ってみると、
体を動かす時の
胴体の大雑把なバランスが取れる状態になったとたんに
手足のリハビリの成果が上がりだした
 ように思えるのです。
i.自転車で左右バランス、
ii.クロールで左右捻転バランス、
iii.縄跳びで上下バランス、
iv.スキーで前後バランス、ついでに言えば、
v.平泳ぎで足を左右に開き戻す時のバランス。
■おわかりとは思いますが、例えば
スキーは前後の動的バランスが取れないと出来ませんし、
自転車は左右の動的バランスが取れないと乗れません。

直立2足歩行し難いほど歪みがある時は、胴体から †
•よくよく考えてみれば、
操体で下半身、特に膝裏から整えていくのは、
ヒトが直立2足歩行するサルである事から来ているわけで、
直立2足歩行できないほど胴体に歪みのある場合には、
胴体の歪みを先に正したほうが良い
 というのは当たり前の話かも知れません。
◦でも、
今まであまり話題になった事はないように思いますし、
私自身
次男にずっと付き合ってきてようやく解った事です。
■始めから解っていたら、
赤ちゃんの頃にそういう視点で操体をしていたら
もう少し歪みを減らせたかなと思いながら書いています。

言葉の示す意味を理解しないと、振り回される †
•言葉という物は一人歩きしやすい
 なと改めて思います。
◦その言葉が
産み出されたワケ(理由)を良く理解していないと、
一人歩きする言葉に振り回されて、判断を誤る
 事に繋がります。
■操体は自然則で作られているので、
そういう事は比較的少ないですが、
それでも
一人歩きする言葉に振り回されないよう
気を付けていきたいなと思います。
•また、
目で見て耳で聞いて手で触って確かめられる事から
「言葉」で語られた自然則や操体・操法の型までの道筋を、
大勢の方に納得していただけるような形で
書き残していく事を心がけていきたいと思います。
◦よろしくお願いします。

操体は一期一会、操体はライブ †
•数学のように、
言葉だけで作られた世界は
言葉のみで考え伝え合っていけますし、
機械のように、
言葉で書かれた仕様書に基づいて作られた物は
修理の際にも
仕様書に書かれた言葉を頼りにしていっても
間違いは少ないと思います。
◦しかし、
人間の体のように自然な物を相手にする時には、
目で見て耳で聞いて手で触って確かめられる事で、
その「言葉」が実際に成り立っているかどうかを
いつも確かめながら行動していかないと
判断を誤りやすくなるなと思います。
•そういう意味で、
操体というのは「一期一会」
 なものだなと思います。
◦なんて書くと若い方には通じませんね。
■ようするに
コーン先生がいつもおっしゃっているように
「操体はライブ」なんです。

赤ちゃんは歩けないから、先ずは脇腹擽り †
•そう言えば、操体で
「赤ちゃんには脇腹擽りが良い」と勧めているのも、
赤ちゃんは直立2足歩行の段階にないので、
膝裏を整える事よりも、胴体を緩める事を優先する
 という事なのかも知れません。
•胴体の大きな動的バランスを考えると、
脇腹の在る部分、背骨で言うと腰椎の部分ですが、
その辺りが一番関係しているようです。
◦腰椎には他の骨が繋がっていません。
■他の胴体部分の背骨、
胸の部分の胸椎には肋骨が、
お尻部分の仙骨には骨盤が繋がっています。
◦他の骨が繋がってないので動きやすいせいか、
胴体の部分の動的バランスを取る時には、
この腰椎の高さの部分を一番動かして
バランスを取っているようです。

脇腹を擽ると、胴体は整う †
•細かく言うと、
左右捻転運動では腰椎3番、
左右側屈では腰椎2番、
上下運動では腰椎1番、
前後運動では腰椎5番が関係しているそうですが、
それほど細かく考えなくても、
脇腹の擽ったがる所を擽っていれば、
胴体全体のバランスが良くなるという、
操体の脇腹擽りというのは優れた方法だな
 と改めて思いました。
◦そう言えば、
我が家の次男は、
赤ちゃんの頃は脇腹は擽ったがらなかったのですが、
段々擽ったがるようになっていき、
水泳や自転車の練習をしている頃には、
腕と胸の間だけでなく、
脇腹も擽っていた事を思い出しました。

擽りやカワが先で、動きの操体は、歩きがさまになってから †
•それで、
小学校の低学年の頃は、
もっぱら擽り療法や、それと同じ効果のある
筆や歯ブラシや小児鍼のローラー
 (痛くない程度にギザギザが沢山付いている
  ローラーを皮膚の上で転がす道具、
  擽るのと同じ効果があるし、
  形が面白いので子供は大好きでした)
 などを使って、
擽ったがる部分を擽っていました。
◦それと、
寝ている間は、普段擽ったがる所へカワの操体をしました。
■足を伸ばしたり曲げたりという
普通の動の操体はあまり喜ばないので出来ませんでした。
•自転車や水泳が出来るようになって、
歩き方が、踵を上げているとはいえ
直立に近づいた頃からは、
足を伸ばす、つまり、
内反尖足を強調する動きの操体を
とても気持ちよいと言うようになり、
寝る前によくやりました。
◦また、
足の指揉みと同じ効果のある、足の先のほう、
足指や踵へのお灸もしました。
指揉みよりもお灸のほうを面白がったからです。

障害児に操体をどんどんしてあげてください †
•今回書いた、
直立2足歩行出来ないほど歪みのある場合には
膝裏よりも
脇腹を始めとする胴体の歪みを優先したほうが良い
場合が多いという点にさえ注意をすれば、
障害児の歪みや運動機能の改善には
操体は大変効果があります。

操体は気持ちよいので、障害児からねだられる †
•操体は気持ち良さを大切にするので、
障害児のほうから「操体をしてくれ」と言って
せがまれるほどなのが良い点です。
◦さすがに
中学2年生になった頃からはそういう事は減りましたが、
小学生の頃は
毎日夕食後や寝る前に操体をねだられていました。
■飲み過ぎて酔っぱらってできないと良く怒られました。
◦重度の障害児の訪問看護をしている方の話では
言葉が出てこない子でも目でせがんでくるようです。
•皆さんのまわりに障害を持ったお子さんがいらしたら、
ぜひ操体をしてあげてください。
◦少しづつですが変わっていきます。
•できたら、
お母さんを始め家族の方に操体を伝えて、
毎日やるように勧めて下さい。
◦痛い方法だと親子関係が壊れる場合がありますが、
操体は気持ち良さを大切にするので
そういう事はありませんので、
安心して勧められます。

障害児の方への操体で、腕が上がる †
•それに、
そういう障害児の方に操体をしていく事で
みなさんの操体の腕が上がっていくと思います。
◦脳性麻痺などの障害の場合の筋肉の痼りの堅さは、
肩こりや腰痛などが酷い方とは
比べ物にならないほどの堅さで、
そういう痼りに操体していると、
肩こりなどは簡単だなと思えるようになります。
◦また、
言葉によるコミュニケーションが取れない場合が多いので、
体の歪みを読む能力や、
力を加える方向や力のいれ具合を判断する能力、また、
患者さんが満足しているかどうかを判断する能力が
上がっていきます。

障害児の方への操体は、1年単位で評価する †
•ただ、あせらないでください。
毎日のように行っても、
1ヶ月単位では進歩が見られない事が多い
 と思います。
◦でも、諦めないでください。
■1年続けて振り返ると
1年前とはだいぶ違っていると思います。
•ご家族の方に勧める場合のも、
その点をよく話してあげてください。

次回は、息の話 †
•今回は、
直立2足歩行できないほど
胴体の歪みが大きい場合には、
膝裏を中心に下半身を整える事から始めるよりも、
赤ちゃんの場合と同じ様に
脇腹を始め胴体の擽ったがる所を擽ったり、
そこにカワの操体をしたりして、
胴体の大雑把な歪みを先に正したほうが良いのでは・・・
 という話を書きました。
•「操体の自然則」という事でしばらく書き続けてきましたが、
内容的には、「動」に関する物を先ず書いてきました。
◦「操体」なので、
体を操る事すなわち「動」が中心となると思いますので。
が、これで、ひとまず、「動」については終わりにして、
操体をしている最中の息の変化について
次回から書いてみたいと思います。

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