和方養生技術伝承塾~鍼灸・操体実践講座~ 急性期から慢性期まで患者さんが喜ぶ技術を伝承します

治療

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心と体を緩めるのが治療の基本

[check]患者さんの心と体を緩める事が基本 [#off9ef31]

  • リラックスできれば、自然治癒力は増す。
  • 違和感を感じさせないで患者さんの体に触れられる事が、最初の課題。
    • 違和感を感じれば、体は固くなり、ツボが消えにくくなる。

[check]欲張ると心と体は堅くなるので、時間はかかるが少しづつ動かす

  • こちらが硬くなれば相手も固まる。
  • 自分自身をリラックスさせる事を心がける。
    • 操体や気功などを拾得するのも良いし、迷ったら、気持ちの良さを感じられる方を選ぶ習慣を付けると良い。
  • また、人を緊張させやすい人は向いていないので、ふだんから気をつける。

感受性に合わせる

[check]刺法の強さや種類は、患者さんの体がどう感じているかで決める

  • 自分が何を感じているかで決めない。

[check]感じてもらわなければ効かないし、痛くしたら体は硬くなってしまう

  • 硬くなると、
    鍼した所は緩んでも、体全体の歪みは増す。
    • 現在、東京周辺では、接触鍼で充分な人も多い。

[check]患者さんの言葉と体は一致しない事も多い

  • 言葉と感覚が一致しないから病気になりやすいと言えるので、
    その点で心を乱さないこと。

[check]痛い一歩手前か、感じるか感じないか、その二つが良く効く。

  • その間はあまり効かない。
    • この辺りが難しい所である。

呼吸の深さが目安になる

[check]効いていれば、呼吸が深くなるので一つの目安にはなる

  • この独特の呼吸は、鍼に限らず、灸でも指圧でも操体でも同じなので、目で見て手で触ってわかるようになれば、治療の効果の判断に大いに役立つ。
    • 元気な子供が、たまに風邪をひいたり頭が痛いと言って寝ている時の呼吸も同じなので、自己免疫機能が働いている時に共通の呼吸なのだろう。

[check]常に患者さんの体の状態を眺め、自分が利用できる目安を増やしていく

  • 瞬き、腹の鳴動、ツボ周辺の暖まり具合、指先の震え等。

リアルタイム・コミュニケーション

[check]患者さんの状態を良く観る

  • 患者さんの体に描いてある通りに治療できるように、
    自分の感覚(勘)を磨いていく。
    i.患者さんの体のどこに歪みやつかえがあるか。
    ii.何故生じたか。
    iii.動かすとどうなるか。
    iv.体の望んでいる事を掴んでいく。 
  • そして、刺鍼中も刻々と変わる、患者さんの体の望みがわかるように勘を磨き、その望み通りにリアルタイムに手の内を変えて刺せるように術を養う。

[check]治療前後の表情を比較して、良くなっているかを観る

  • 症状が残っていても、
    表情がすっきり、晴れ晴れとしていれば良い。
  • 逆は、要注意。
    • 痛みが消えても表情が暗い時は、精神症状を伴う場合が多い。
      精神症状を伴う場合の治療は焦らない事が肝心。
      心を鎮める鍼灸を併用しながら、じっくり話を聞く事が効果を上げる事が多いが時間が掛かる。

養生法の指導

[check]長患いは、クセの病

  • 良い習慣は、鍼より力(ちから)大。
    • だから、養生法の指導も大切。

[check]息食動想の自然則を伝える

  • 心身を緩める事と養生法指導が矛盾しないようバランスに気をつける。
    • 伝え方によっては、患者さんの心と体を硬くし、逆効果になる事もある。
  • 気持ちの悪い事を無理に習慣にすると、体の歪みは増す。
    • 苦行の果てに身につけた思想や技術は、人を虐めるためにしか使われない事が多い(=おしん症候群)。

[check]気持ちの良い養生を工夫し、伝えていく。

相性

[check]施術者 と 治療法 と 患者さん

この三つの相性がそれぞれ良ければ、それだけで自然治癒力は増すようだ。 
  • そのため、
    患者さんとの相性が良い事が重要だが、
    来る人の60%に満足してもらえないと、身を立てることは難しい。
    • そのためには、
      手の内にある程度の幅が有る事も必要。

[check]ただし、深さが必要なレベルを超えていなければ、プロにはなれない。

次回>>修行

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