和方養生技術伝承塾~鍼灸・操体実践講座~ 急性期から慢性期まで患者さんが喜ぶ技術を伝承します

座位の操体(2)動き

座位での動きの操体 †

.1.手を頭の後ろに当ててから、手のひらを天井へ(c.f.経絡伸展法) †

(1)ラクな座位になってもらう †

(2)頭の後ろに当てた手のひらを天井のほうへ動かすことをきっかけに †
    1.手のひらを頭の後ろに当てる
       ※両手を組んで当てるか、左右どちらかを当てるか、選ぶ
    2.親指を支点に手のひらを天井のほうにゆっくり動かしていく
       ※.手首がゆるまないように操者が支える

(3)連動をうながす言葉をかける †
    例1.「気持ち良さが深くなる姿勢を探してゆっくり動いてください」

    例2.「体重を前に移すのと後ろにではどっちがイイ感じですか?右と左では?」

    例3.「手首をいろいろねじってみてイイ感じのほうにねじったままにしてみたら」

    例4.「首を右にねじるのと左にねじるのでは、どっちがイイ感じですか?」


(4)おなかに息がはいったか、イイ感じがあるか確かめ、味わってもらう †

(5)戻したくなるか、止めたくなったら終える †

.2.手や腕を前で組んでもらい前から支え、手を動かしてもらう †

(1)ラクな座位になってもらう †

(2)手を組んだりしてもらってから捻転などしてもらうことをきっかけに †
    1.手を組むか、合掌するか、腕を組むか選んでもらう

    2.上下・左右・前後の置きやすい位置に置いてもらう

    3.組んだ手や腕を捻転したりすることをきっかけに動いてもらう
       a.捻転以外だと、掌屈・背屈、トウ屈・尺屈でもよい
       b.腕を組んだ場合には、左右の肘の突き出しでもよい
       ※.きっかけがゆるまないように操者が支える

(3)連動をうながす言葉をかける †
    (.1.(3)のように、例3.は「手首」→「首」)


(4)おなかに息がはいったか、イイ感じがあるか確かめ、味わってもらう †

(5)戻したくなるか、止めたくなったら終える †

.3.足ぶらぶらで座位の操体  †

(1)足先が床などから15cm以上はなれた状態で座ってもらう †

(2)足首の動きをきっかけに動いてもらう †
    1.爪先あげ:親指側か小指側か、どちらを余分に反らせるとイイ感じか?

    2.足首関節の押し込み:下腿の骨に足の骨がはまりこんでいくように!

    3.足首捻転

    ※.実際には、1.、2.、3.を組み合わせる


(3)連動をうながす言葉をかける †
     (.1.(3)のように+反対側の足)


(4)おなかに息がはいったか、イイ感じがあるか確かめ、味わってもらう †

(5)戻したくなるか、止めたくなったら終える †

.4.後ろから膝で脇腹を支えながら腕を支える †

(1)ラクな座位になってもらう †

(2)後ろから支えた腕を動かしてもらうことをきっかけに †
    1.操者が後ろから脇腹を膝ではさんで支える(しないほうがよいこともある)

    2.腕を前に伸ばしてもらう

    3.操者も腕を前に回し、受け手の腕を下内から上外にからませて支える

    4.ゆっくり気持ちよさを探して動いてもらう


(3)連動をうながす言葉をかける †
     (.1.(3)のように、ただし手首の声かけはいらない)


(4)おなかに息がはいったか、イイ感じがあるか確かめ、味わってもらう †

(5)戻したくなるか、止めたくなったら終える †

 .5.座位から首を反らす動きの操体 †

(1)ラクな座位になってもらう †

(2)首を反らすことをきっかけに動いてもらう †
    「顎をゆっくり天井にあげていってください」 


(3)連動をうながす言葉をかける †
     (.1.(3)のように、ただし首の声かけはいらない)


(4)おなかに息がはいったか、イイ感じがあるか確かめ、味わってもらう †

(5)戻したくなるか、止めたくなったら終える †

.6.両手を頭の後ろで組んで、胴体の4種八方向をきっかけに †

(1)ラクな座位になってもらう †

(2)頭の後ろで手を組んだ姿勢から胴体を前後屈×側屈×捻転をきっかけに †
    1.頭の後ろで両手を組んでもらう

    2.胴体を前後屈×左右側屈×左右捻転してもらってイイ感じの動きを探す

    ※.操者は倒れないように支える


(3)連動をうながす言葉をかける †
     (.1.(3)のように、ただし手首の声かけはいらない)


(4)おなかに息がはいったか、イイ感じがあるか確かめ、味わってもらう †

(5)戻したくなるか、止めたくなったら終える †

.7.首を天に伸ばす †
  受け手の方に頭(頭頂部)を天のほうに持ち上げてもらい、
 操者が押さえつけるように抵抗することをきっかけにする操体

 このごろあまりしませんが、たまに気持ちよいと言う方もいるようです

powered by Quick Homepage Maker 5.0
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional